DLC追加エピソード

はてブ数 2016/03/02GAME攻略
初回特典やアニメイト特典のDLCの追加エピソードに関するページ。

初回限定特典バニー衣装&エピソード追加DLC

「エピソード追加DLC」と書いてありますが「衣装を入手することでチラシ配り時のイベントでDLCの衣装を選んだ時のエピソードが追加される」という意味なので、「DLしたのに衣装だけしかない?どうなってるの?」と勘違いしないようにね。

チノ *リゼ *千夜 *シャロ

チノ

「チノ」バレンタイン服:着こなし度☆1

ココア「チノちゃん、かわいい! その衣装、まるでアイドルみたいだよ~!」
チノ「こ、ココアさんだって同じデザインのものを着てるじゃないですか。」
ココア「うん。チノちゃんとお揃いで嬉しいな♪」
ココア「これ、リゼちゃんや千夜ちゃんやシャロちゃんにも着てもらったら、みんなでアイドルデビューできちゃうかも!」
チノ「……大きく出ましたね。」
ココア「街の国際バリスタ弁護士をしながら、パンを焼いて小説を書いてアイドルもやるのって難しいかな?」
チノ「ココアさんは欲張りすぎです。もう少し現実を見て、考え直した方がいいです。」
ココア「んー、でもせっかくの夢なんだし…… ねえ、チノちゃんはアイドルになりたいって思ったりしないの?」
チノ「これといって特には。むしろ、ココアさんはどうしてなりたいんですか?」
ココア「え? だって、そうすればテレビに出てラビットハウスの宣伝ができるでしょ?」
チノ「は?」
ココア「きっと宣伝効果抜群だと思うよ? ラビットハウスにお客さんが増えて、私もチノちゃんも接客で大忙しになってーー」
ココア「あれ? でもそれじゃ、アイドル活動どころじゃなくなっちゃうね。」
ココア「お店の仕事を休むわけにはいかないし、当然、弁護士とか小説とかにも手が回らなくなっちゃうだろうしーー」
ココア「うん。確かに欲張りすぎかも。アイドルは諦めた方がいいね。」
チノ「……ふふっ。」
ココア「ん? チノちゃん? どうしたの?」
チノ「いえ、そういうことを臆面なく言えてしまうのが、いかにもココアさんらしいと思いまして。」
ココア「ええ? どういうこと?」
チノ「気にしないでください。褒めていますから。」
ココア「そうなの? 褒めてるように聞こえなかったけど。」
チノ「ですから、気にしないでください。」

「チノ」バレンタイン服:着こなし度☆☆2

ココア「はう、疲れたぁ。」
チノ「何か飲み物でも買ってきましょうか?」
ココア「ううん。大丈夫ーー」
ココア「あ、わたあめ、食べたいかも。」
チノ「……わたあめですか? いきなりですね。」
ココア「はら、あそこの雲。ふわふわでわたあめみたいに見えたから。つい。」
チノ「本当ですね。真っ白くてふわふわです。」
ココア「ふああ……。もふもふしたら気持ちよさそう……。しかも甘いわたあめで……。」
チノ「ココアさん、よだれが出てます。」
ココア「はっ! いけない、つい。」
チノ「大体、、わたあめをもふもふしたらベトベトになってしまいますよ。」
ココア「ん? 甘くて白くてもふもふ……?」
ココア「そうだ! ねぇチノちゃん、私、新メニューを思いついたよ!」
チノ「わたあめを出す喫茶店はありませんよ。」
ココア「そうじゃなくて、ウィンナーコーヒーのクリームをティッピーみたいな形に盛り付けるの!」
チノ「なるほど。それはかわいらしいですね。」
ココア「でしょ?」
チノ「ですが、ティッピーのもふもふ感を出そうとすると、クリームの量が多すぎるかもしれませんね。」
ココア「クリームの量が多いのは嬉しいんじゃない?」
チノ「そういう人もいますが、クリームはあくまでアクセントです。コーヒーとのバランスを考えないといけません。」
ココア「そっかー。いいアイデアだと思ったのに。」
チノ「いえ、アイデア自体は面白いと思うので改良案を考えてみましょう。」
ココア「おお! もしうまくいったら、私の考えたメニューがラビットハウスに!」
ココア「そうと決まれば、休憩は終わりにして急いでチラシを配っちゃおう!」
ココア「ここであれこれ考えてるより、お店に戻って実際に作ってみた方がいいところとか悪いところがわかるよね。」
チノ「はい。残りのチラシ配り、早くすませてしまいましょう。」

「チノ」バレンタイン服:着こなし度☆☆☆3

ココア「あれ? なんだろう今の? 鳥の鳴き声かな?」
チノ「みたいですね。あそこの木の上から聞こえてきました。」
ココア「あ、いた!鳥が2羽止まってる。なんて名前だろう? すごくきれいな声してる。」
チノ「ええ、聞き惚れてしまいます。」
ココア「1羽が先に鳴いて、追いかけるみたいにもう1羽も鳴いて…… なんだか仲良く歌を歌ってるみたい。」
ココア「きっとあの2話って姉妹だね!」
チノ「何を根拠に断言を……。」
ココア「だって、私とチノちゃんみたいに息がぴったりなんだもん。」
チノ「……そうですか?」
ココア「私もチノちゃんと一緒に歌ってみたいな。そうしたら、アイドルデビューできちゃったりして。」
チノ「アイドルは諦めたんじゃなかったんですか?」
ココア「うーん……。何がなんでもなりたいわけじゃないけど、もしなれちゃったら、それはそれでって感じ?」
チノ「なんですか、それは。」
ココア「いいのいいの。今大事なのはそこじゃなくて、チノちゃんと一緒に歌いたいってことなんだから。」
ココア「チノちゃんは、私と一緒に歌うのは嫌?」
チノ「そんなことはありませんけど……。」
ココア「じゃあ、今度一緒に歌おうね。約束だよ?」
チノ「……仕方ありませんね。」
ココア「えへへ、楽しみだなぁ。」

「チノ」バレンタイン服:着こなし度☆☆☆☆4

ココア「チノちゃん! チラシ配り、一緒にやろう?」
チノ「構いませんが…… 今日はみんな揃って配ることができそうですし、そうしませんか?」
ココア「そうなの? じゃあ、みんな揃ってやろうか。」

チノ「…………。」
ココア「どうしたの、チノちゃん。何か考え事?」
チノ「いえ、みなさん、かわいい服装なので…… このまま演劇ができそうだなって思ってだんです。」
リゼ「ああ、確かに。非日常って感じだもんな。」
千夜「ちょっとした劇ならできそうよね。やってみたいわ。」
シャロ「まあ、劇の衣装っぽいといえばそうだけど、チノちゃんにしては突飛な発想ね。まるでココアみたい。」
リゼ「まあ、一緒に暮らしてるんだから似てきてもおかしないだろ。」
チノ「え……。」
ココア「ううう……! チノちゃんが私みたいなことを言うなんて! これはもう本物の姉妹ってことだね!」
チノ「違います。」
ココア「本物の姉妹になった記念に演劇をやろうよ! 『劇団ラビットハウス』結成だよ!」
チノ「なってません。それに、そんなことをしている暇がどこにあるんですか。」
チノ「脚本や大道具だってどうするんですか? あるのはこの衣装だけなんですよ?」
ココア「はうう……。妹が冷たいよぉ……。」
チノ「だから、妹じゃないです。」
ココア「でも、ちょっと想像するぐらいならいいよね? もし本当にやるのなら、みんな、どんな劇がいい?」
千夜「そうねぇ、どんな劇がいいかしらね? うーん……。」
シャロ「言い出したココアは、どんなのをやりたいの?」
ココア「もちろん、童話だよ。かわいいお話しがやりたいなぁ。」
チノ「童話なら、きっと楽しくできますね。」
ココア「ホント!? よかった、チノちゃんが喜んでくれるような劇ができたらいいなって思ったんだ。」
チノ「……あ、ありがとうございます。」
リゼ「ひとくちに童話と言っても幅が広いな。どの辺をやりたいんだ?」
チノ「長靴をはいた猫がいいです!」
千夜「いいわね。賢くてかわいい猫をチノちゃんが演じたらきっと評判になるわ。」
ココア「あ、でも、チノちゃんは木の役をやるのが好きなんだよね?」
チノ「はい、そうです。覚えてくれてたんですね。」
千夜「あら、チノちゃん嬉しそう?」
チノ「べ、別に、そんなことは…… ココアさんの記憶力も捨てたものじゃないと驚いたんです。」
ココア「お姉ちゃんだもん、妹のことはしっかり記憶してるんだよ?」
チノ「……言っておきますが、やるなら動かない木ですよ。」
シャロ「え? 木ってそもそも動かないでしょ?」
青山「あの~。」
シャロ「ひゃあっ!?」
千夜「あら、青山さん。」
青山「お話は聞かせて頂きました。劇団が本格始動した際は、この青山ブルーマウンテンにぜひ脚本をーー」
3人「自分の仕事をしてください!」
青山「あ、あらあら~?」

「チノ」バレンタイン服:着こなし度☆☆☆☆☆5

*☆0汎用台詞の使い回しイベントが起きる。

「チノ」バニー服:着こなし度☆1

ココア(おかしいな、一緒に来たはずなのにチノちゃんの姿が見えない……)
ココア「チノちゃーん! どこ行っちゃったのー!?」
チノ「……大きな声を出さないでください。」
ココア「あ、チノちゃん。そんなところに隠れてどうしたの?」
チノ「どうしたって…… ココアさんははずかしくないんですか?」
ココア「え? はずかしいって? チラシ配りが?」
チノ「そうじゃなくて、この格好が、です。」
ココア「かわいくてすごくいいよね!」
チノ「…………。」
チノ「ココアさんを見ていると、はずかしがっている自分の方がおかしいんじゃないかと錯覚してしまします……。」
ココア「ほーら、チノちゃん! そんなところに隠れてないで早くチラシを配ろ?」
チノ「ひ、引っ張らないでください! わかりました、やります、やりますから!」
チノ「はあ……。こんな格好をしているところをマヤさんやメグさんに見られたらと思うと……。」
ココア「2人ともきっと羨ましがるよね。こんなかわいい服なんだもん。」
ココア「ほら、もう周りから注目されちゃってるし。」
チノ「えっ!? そ、そんな……。」
ココア「チノちゃん? どうしたの、急に私の後ろに隠れたりして。」
チノ「こ、ココアさん、やっぱりこの格好は大胆すぎないでしょうか? 知り合いに見られたらはずかしいです……。」
ココア「んー……。じゃあ、私たちだってわからないように変装してみる?」
ココア「髪形とか変えたら印象って変わるし、サングラスぐらいならすぐに用意できるしーー」
チノ「……ですけど、ココアさん。これから私たちが配るのは、ラビットハウスのチラシです。」
チノ「少しくらいの変装をしたところで、それに気づかれてしまったらバレてしまうのでは……。」
ココア「ああ、そっかぁ。じゃあ、この衣装はやめにする?」
チノ「それは……。」
チノ「もう着替えてここまで来てしまったわけですし、知り合いに出会わないうちに急いで配ってしまいましょう。」
ココア「うん! 私頑張って配るからね。」

「チノ」バニー服:着こなし度☆☆2

ココア「ねえチノちゃん! この服って、カジノのディーラーさんぽくないかな?」
チノ「……いきなりですね。」
ココア「チノちゃんを見てたら思ったの。カジノにこういう格好の人がいるなーって。」
チノ「カジノ、行ったことがあるんですか?」
ココア「ううん。ドラマとか映画で見たことあるだけ。」
ココア「カジノって、なんかかっこいいよね。裏社会の情報とか取引してそうで。」
チノ「ココアさんは、バーやカジノにどういうイメージを持っているんですか。」
ココア「でも、そういうのは抜きにしても、ルーレットとかやってみたいなーって思うよ? ボールを回すのとか面白そうだよね?」
チノ「……賭ける側じゃないんですね。」
ココア「てへへ……。そういうのって私、多分苦手だし。」
ココア「そうだ! ラビットハウスでポーカーとかできるようにしたらどうかな?」
ココア「お客さんが増えるかもしれないし、私もディーラーをやれて一挙両得かも!」
チノ「それはもはや喫茶店じゃないです。」
ココア「えー、いいアイディアだと思ったんだけどなぁ。」
ココア「じゃあ、チノちゃん、今夜一緒にポーカーやらない?」
チノ「はい?」
ココア「お店でやるわけじゃないし、いいでしょ?」
チノ「それは構いませんけど…… 2人で楽しむのなら神経衰弱がいいです。」
ココア「うん! じゃあ神経衰弱ね。ふふ、夜が楽しみだな~。」

「チノ」バニー服:着こなし度☆☆☆3

ココア「チノちゃん、ちょっと見てほしいものがあるんだ。」
チノ「どうしたんですか?」
ココア「ここにコインがあります。これを手のひらの上に置いて、ぎゅっと握りしめーー」
ココア「おまじないをかけながら揉み込んで、ゆっくり手を開くとーー」
チノ「あ!? コインが消えてしまいました!」
ココア「本当? ちゃんと消えたように見えた?」
チノ「はい。今の、手品なんですか?」
ココア「そうだよ。本に載ってた簡単なやつだけどね。」
チノ「簡単でもすごいです。びっくりしました。でも、どうして急に手品を?」
ココア「ほら、この格好ってマジシャンぽいでしょ? だから手品ができたら楽しそうだなーと思って。」
チノ「この前と言ってることが違うじゃないですか。」
ココア「うん、ディーラーっぽいとも思ってるけど、マジシャンっぽくもあるよね。」
チノ「まあ、否定はしません。それで手品の練習をしているわけですか。」
チノ「……影響されやすいココアさんらしいです。」
ココア「でも、できるのはまだこれだけなんだ。本当はもっと色々やってみたいんだけどーー」
ココア「あ! 帽子からうさぎを出してみたいなぁ。」
チノ「そ、それは、ぜひ見てみたいです。」
ココア「チノちゃんがそう言ってくれるなら、練習をしてみようかな。実はもう帽子の用意はしてあるんだよね。」
ココア「あとはうさぎなんだけど……。」
チノ「うさぎですか……。」
2人「じー……。」
ティッピー「な、なんじゃ?」
ココア「ねえチノちゃん、ティッピーで練習してみていい?」
チノ「いいですよ。」
ティッピー「なにぃっ!?」
ココア「でも、けっこう大きいよね……。この帽子の中に入るかな? えい、えい!」
ティッピー「待たんかココア! 無理やり押し込もうとするでないっ! ぐう!」
チノ「あれ? 帽子からうさぎを出すんじゃないんですか?」
ココア「あはは、手品だからね。前もって準備をしておかないとだめなんだ。」
ココア「とりあえずティッピーを帽子の中に入れて……そこからどんな風にすればいいのかな?」
ティッピー「やり方も知らずに練習と言っておったのか!? ええい! 付き合っておられんわい!」
ココア「あ、ティッピー!」
チノ「……逃げて行ってしまいましたね。」
ココア「残念だなぁ。でも次は、ちゃんとやり方を勉強してくるからね。」
チノ「はい、頑張ってください。」

「チノ」バニー服:着こなし度☆☆☆☆4

ココア「チノちゃん! チラシ配り、一緒にやろう?」
チノ「構いませんが…… 今日はみんな揃って配ることができそうですし、そうしませんか?」
ココア「そうなの? じゃあ、みんな揃ってやろうか。」

千夜「……うーん。ココアちゃん、ごめんなさい。私、ちょっと休んでくるわ。」
ココア「あれ、疲れちゃった? 休憩だったらみんなでしようか。」
チノ「私もそれがいいと思います。みなさん、休憩にしましょう。」
リゼ「ん? もうか? 少し早くないか?」
千夜「ごめんなさい。私が休みたいって言ったの。ちょっと胸が苦しくて。」
リゼ「胸が!? 大丈夫なのか? 病院に行った方がいいんじゃないか?」
千夜「ううん、ちょっと緩めれば楽になると思うわ。」
シャロ「緩めるって…… ああ……そういうことね。」
ココア「ねえリゼちゃん、どういうことかな? 千夜ちゃん、大変な病気だったりしないよね?」
リゼ「こうゆうのはデリケートな問題だからな。無闇に訊くのもまずいだろ。」
シャロ「大丈夫です先輩、心配しなくてもいいですよ。一時的なものなので。」
ココア「でも……。」
リゼ「まあ、シャロが言うなら大丈夫なんだろ。」
千夜「はあ、楽になった。ちょっぴり合ってないのよね。」
チノ「……ああ、そういうことなんですね。」
シャロ「チノちゃん。先輩とココアにはわからないのよ。」
チノ「持てる者の余裕ですね。」
2人「はあ……。」
リゼ「どうした、シャロ。チノも浮かない顔して。」
シャロ「なんでもありませんから。気にしないでください。」
チノ「はい、成長促進について考えていただけです。もっと大きくなるためにはどうしたらいいのか……。」
ココア(チノちゃん、身長のことで悩んでるのかな? 小さいチノちゃん、かわいいのに)
ココア(けど、大きくなりたいって気持ちはわかるよ。ここはお姉ちゃんとして、いいアドバイスをしてあげないと!)
ココア「チノちゃん! 大きくなるためには、やっぱりバランスの取れた食事が大切だよ。」
リゼ「ああ、基本は大事だ。しっかり食べて栄養を取る。それが1番だよ。」
チノ「栄養……。やっぱり牛乳でしょうか。」
リゼ「牛乳もいいけど、好き嫌いなくなんでも食べるのが大切だな。セロリもしっかり食べるんだ。」
チノ「……けど、きちんと食べても即効性はないですよね?」
リゼ「さすがに、すぐに大きくなるってのは無理だろ。栄養の他にも、適度な運動なんかも重要だしな。」
リゼ「ウォーキングでも、毎日こつこつ続ければそのうち体ができあがっていくものさ。」
シャロ「でも、千夜は運動苦手なのよね。おかしいわ……。」
チノ「千夜さんはどう思いますか?」
千夜「そうねぇ、私も栄養をちゃんと取っているからだと思うわ。」
千夜「和菓子の材料でも、きなことか栄養豊富なものがあるの。」
千夜「きなこ牛乳にしたら飲みやすいし、栄養満点よ。初めは黒蜜を少し入れるといいわ。これも、毎日こつこつね。」
チノ「やっぱり毎日こつこつ……。」
シャロ「そう! すぐに効果があるものなんてないのよ!」
チノ「シャロさん!?」
シャロ「千里の道も一歩からよ! 一緒に頑張りましょ、チノちゃん!」
チノ「はい、頑張ります!」
ココア「いいな~! ねえ、私も仲間にいれて?」
チノ「ココアさんはだめです。」
シャロ「そう、ココアは仲間じゃないから。」
ココア「どうして仲間じゃないの!? どうして~!?」
リゼ「なあ、一体なんの仲間なんだ?」
千夜「うーん、よくわからないわ。」

「チノ」バニー服:着こなし度☆☆☆☆☆5

*☆0汎用台詞の使い回しイベントが起きる。

リゼ

「リゼ」バレンタイン服:着こなし度☆1

ココア「見てリゼちゃん、もうチラシがなくなりそうだよ。」
リゼ「本当だ。今日は減りが早いな。」
ココア「ふっふっふ! やっぱりチラシ配りにはコスプレが欠かせないってことだね。」
リゼ「うん、まあ……そうなのかもなぁ。」
ココア「どうしたの? なんだか納得できないって感じだよ?」
リゼ「いや、その…… コスプレの効果は認めてはいるんだ。現にチラシがなくなってるからな。」
リゼ「だが、その…… こういう衣装で気を引くのは喫茶店の宣伝としては邪道じゃないか?」
ココア「邪道なの?」
リゼ「喫茶店なら、メニューや雰囲気でお客を呼ぶべきだろう。これじゃまるで衣装を餌につってるみたいで……。」
ココア「ふっ……。甘いよ、リゼちゃん。時には邪道を行くことも必要、それが今なんだよ。」
ココア(ってセリフ、よく映画なんかで見るよね。意味はよくわかんないけど、格好いいから1度言ってみたかったんだ!)
リゼ「は……!!」
リゼ「なるほど、確かにそうだ。戦場はきれいごとだけじゃ渡っていけない。時には邪道も必要だ。」
ココア「ん? う、うんうん? そうだよね?」
リゼ「ココアに教えられるとはな。ありがとう、目がさめたよ。」
リゼ「よし! 残りもさっさと配ってしまおう!」
ココア(よくわからないけど、リゼちゃんが燃えてる? そっか、きっと私の格好いい台詞でやる気が出たんだね!)
ココア(よーし! 私も負けずに、頑張ろうっと)

「リゼ」バレンタイン服:着こなし度☆☆2

ココア「ねえねえ、リゼちゃん。ここ、ジョギングしてる人が多いんだね。」
リゼ「ああ、ここで配ってると邪魔かもな。それに走ってる人にチラシは渡せないし場所を変えるとするか。」
リゼ「せっかく気持ちよさそうに走ってるのを邪魔するなんて、できないだろ?」
ココア「そうだね、夢中になってるのに邪魔したら怒られちゃうかも。」
リゼ「しかし、本当に気持ちよさそうだなぁ。なんだか私もひとっ走りしたくなってきた。」
リゼ「よし! ココア、私たちも走りながら配ってみないか?」
リゼ「ただ配ってるだけじゃなく、こういう時にも訓練をしないと。」
ココア「走りながらチラシ配り……。それは新しいね、すごく目立てていいかも!」
リゼ「さあ、そうと決まれば、さっそく走りながら配るぞ!」
ココア「あ、リゼちゃん、待って~!」
ココア「はぁ、はぁ……。もうだめ~。」
リゼ「ココア!? どうしたんだ? 大丈夫か?」
ココア「も、もう……走れないよ……。走りながらチラシ配りとか…… 普通の女の子には……む、無理みたい……。」
リゼ「えっ!?」
リゼ「そ、そうだな! 普通の女の子には無理だよな。私も疲れたと思ってたところなんだ。」
ココア「リゼちゃんも無理しちゃだめだよ? ゆっくり配ろう。」
リゼ「ああ、そうしようか!」

「リゼ」バレンタイン服:着こなし度☆☆☆3

リゼ「ココア、危ない!」
ココア「え?」
ココア「ひゃあ!?」
リゼ「ふう、間に合った。どこから飛んできたんだ、このボール。」
ココア「び、びっくりした~。リゼちゃんが受け止めてくれなきゃ当たってたよ。ありがとう。」
リゼ「まあ、柔らかいゴムボールだから当たっても痛くはなかっただろうな。」
リゼ「それで、持ち主は……と。」
ココア「あそこの男の子が手を振ってるよ。きっと、あの子だね。」
リゼ「もうちょっとで当たるところだったぞ! 気をつけて遊べ!」
ココア(おー! さすがリゼちゃん、いい球を投げるね)
リゼ「ん? なんだ? あの子、こっちに向かって構えてーー」
リゼ「おっと!」
リゼ「また手を振ってる? なんなんだ?」
ココア「多分、リゼちゃんとキャッチボールをしたいんじゃないかな?」
ココア「リゼちゃんがいい球を投げるから、遊んでほしくなっちゃったんだよ。」
リゼ「なんだ、そういうことか。なら少し相手をしてやるか。」
リゼ「よし、お前もいい球を投げるようになったじゃないか。今の感じを忘れないようにしろよ。」
ココア(リゼちゃん、楽しそう。まるで体育の先生みたいだよ)
リゼ「……はっ!?」
リゼ「すまんココア! チラシ配りの途中だったのに、すっかり夢中になってしまった!」
ココア「ううん、いいよ。楽しそうなリゼちゃん見てたら、私まで癒されちゃった。」
ココア「リゼちゃん、すっかり童心に返ったキラキラした顔してたよ?」
リゼ「うう……返す言葉もない……。」
ココア「それにしても、子どもを見ていると微笑ましい気分になるよねぇ。」
リゼ「何言ってるんだ、ココアだってまだ子どもだろう?」
ココア「子どもじゃないよ? 私は立派な大人のお姉ちゃんなんだからね。」
リゼ「残念だけど、私よりは子どもだぞ。年下なんだし。」
ココア「えー! そんなに違わないよ!」
リゼ「ははははっ! そうやってムキになるところが子どもだよ、やっぱり。」

「リゼ」バレンタイン服:着こなし度☆☆☆☆4

ココア「リゼちゃん! チラシ配り、一緒にやらない?」
リゼ「ああ、それなんだが、今日はみんな揃って配ることができそうだぞ?」
ココア「じゃあ、せっかくだし、みんなでやろうか。」

ココア「思ったんだけど、この服ってやっぱり色違いなのがポイントだね。このちょっとの違いがお互いを引き立ててるよ。」
リゼ「ああ、この服は5色そろってこそって感じがするな。」
千夜「3色だんごも3色そろって串に刺さっているからこそ、だものね。」
シャロ「まあ、1個ずつだとただのお団子だし。」
千夜「そういえば、こういう色違いと言えば戦隊ヒーローを思い出すわね。」
チノ「言ってみれば…… この服は、チラシ配りという戦いに挑む私たちのユニフォームみたいなものですね。」
ココア「戦いに挑む……。となると、登場する時の二つ名が必要だね!」
チノ「え……。」
ココア「『情熱の赤、ラビット・レッド!!』って感じでだよ!」
千夜「いいわね、名前をつけるのは大切よ! 雰囲気がグッとしまるわ!」
シャロ「ああ、千夜に火が点いた……。」
千夜「じゃあ、ブルーのチノちゃんは、流れるせせらぎ……いえ、蒼穹の煌めき……。」
ココア「キャッチフレーズなんだから、キャッチーでわかりやすくしないと。『クールなブルー!』とか。」
チノ「クールなブルー……!」
リゼ「気に入った!?」
千夜「じゃあ、シャロちゃんの黄色は『輝く光のイエロー』、なんてどうかしら?」
シャロ「千夜にしてはシンプルにいったわね。」
ココア「なら、千夜ちゃんの緑は…… 『癒しのグリーン』って感じかな。」
リゼ「な、なあ、私の紫はどんなキャッチフレーズになるんだ?」
ココア「紫……紫はちょっと難しいね。えーっと……。」
ココア『ナスの艶のパープル!!』
リゼ「ナス……だと!?」
シャロ「リゼ先輩になんてキャッチフレーズつけるのよ~!」
ココア「ごめ~ん。ナスって紫だなって思ったら、もうそれしか考えられなくて。」
千夜「ナスは、もう旬が終わっちゃってないかしら?」
チノ「それは関係ないと思います……。」
ココア「えーっと、えーっと、紫……紫と言えば……。」
千夜「そうだわ。『夜明けの空のパープル』なんてどう?」
リゼ「夜明け……。確かに紫っぽい空になるよな。」
ココア「暗い夜を駆け抜けて光を見る夜明け……。うん、リゼちゃんに合ってるよ!」
チノ「とても素敵だと思います。」
シャロ「先輩にぴったりです!」
リゼ「そうか? なんだか大げさな気もするけど…… うん、気に入ったよ。」
ココア「よーし! じゃあ、さっそく戦いの幕開けだよ!」
シャロ「幕が開けるのはいいけど、あんたは何と戦う気なのよ?」
ココア「え? あ、えーっと……?」
リゼ「いや待て、お前たちはまだ戦場に出るには早い。誰が相手になってもいいように鍛えてやる。」
ココア「リ、リゼちゃんに鍛えられたら戦う前から動けなくなっちゃうよ~!?」

「リゼ」バレンタイン服:着こなし度☆☆☆☆☆5

*☆0汎用台詞の使い回しイベントが起きる。

「リゼ」バニー服:着こなし度☆1

ココア「うーむ……うむむむむ……。」
リゼ「なんだ?さっきから何を唸ってるんだ?」
ココア「なるほどー……。」
リゼ「1人で納得するな!しかも、なんで私を見ながらなんだ!」
ココア「これはまさに、素材を活かしつつも新境地の味付けーーだね!」
リゼ「素材? 新境地? 味付け? どういう意味だ?
ココア「つまりね、素材から想像できるものを超えた味付けだってことかな。しかもすっごくおいしくできてるよ。」
リゼ「なんで料理みたいな言い方になってるんだ?この服の話だろ?」
ココア「うん、服の話だよ?」
リゼ「……そ、そうか。」
リゼ「そうも断言されると、こっちが間違っている気分になってくるな……。」
リゼ「まあ、いいか。よくわからないけど、ココアなりに褒めてくれてるんだろ?」
ココア「もちろんだよ!」
ココア「あっ、そうだ。私はどうかな? この衣装ちゃんと着こなせてる?」
リゼ「ん~、そうだな……。うん、いつもより大人っぽい感じがする。」
ココア「おおっ!ホントに? 今の私、大人っぽい?」
リゼ「あくまで、見た目だけ、な。そうやって食いついてくるあたりはいつものココアだよ。」
ココア「はうっ!確かにそうかも……。」
ココア「でも、私も素材を活かせるようになってきたんだね。1歩前進だよ!」
リゼ「だから、それはどうゆう意味なんだ? 素材ってなんだ?」
ココア「それじゃリゼちゃん、さっそくチラシ配り始めよ!」
ココア「私とリゼちゃんの味のハーモニーで街行く人をとりこにしちゃおう!」
リゼ「はあ……。」
リゼ「いつもながら、ココアの言うことはよくわからないな。楽しそうだからいいけどさ。」

「リゼ」バニー衣装:着こなし度☆☆2

ココア「ねえ、リゼちゃん。このチラシ、よく見るとーー」
リゼ「どこか変なのか? またスペルミスでもやらかしたか?」
ココア「わーん! 前にチラシに『ラビットホース』って書いたことは忘れて~!」
リゼ「盛大に間違えた上に街じゅうにチラシを配ってしまったからなぁ。なかなか忘れられないよ。」
ココア「今回はちゃんと確認したけど…… そう言われると不安になってくるよ。」
リゼ「大丈夫だ、私が見ても問題ない。それでも何か気になるのか?」
ココア「あ、うん。このチラシね、ちょっと地味かなって。」
リゼ「言われてみれば…… 確かに地味かもしれないな。」
リゼ「とはいえ、必要なことは書かれているし充分なんじゃないか?」
ココア「でも、一目でラビットハウス! ってわかるぐらいに派手な方がいいんじゃないかな?」
リゼ「一目でか? たとえばーー単純だけど、ラビットハウスの文字を目を引く色にするとか?」
ココア「赤とか、蛍光ピンクもいいよね。目立つしかわいいよ。」
リゼ「ピンク、しかも蛍光か!? 派手すぎるのも問題かもしれないぞ?読みにくくなったら元も子もないし。」
ココア「じゃあ、イラストをもっと描くのはどうかな? うさぎと花の絵で埋め尽くそう!」
リゼ「それだとうさぎのいる花屋みたいだろ。喫茶店だってわからなくなるぞ。」
ココア「でも、ほどほどにすると今とあまり変わらないし……。ううう~、難しいね。」
リゼ「宣伝は派手に、と考えると加減がわからなくなってくるな。」
リゼ「……ん? 派手?」
リゼ「なあ、ココア。配っている私たちの衣装が派手なんだから、チラシはこのぐらいでいいのかもしれないぞ?」
ココア「おお! 確かに! さすがはリゼちゃん、目の付け所が違うなぁ。」
ココア「じゃあ、チラシはこれで問題なし! 一件落着だね。」

「リゼ」バニー服:着こなし度☆☆☆3

リゼ(チラシを配り始めてから、結構、時間がたったな。私は平気だけど、ココアは疲れてくる頃か。様子はどうだろう?)
リゼ「おーい、ココア?」
ココア「はい、リゼさん。何かご用ですか?」
リゼ「な。なんだ? 妙にかしこまって、どうした?」
ココア「妙になんて、そんなことはありません。いつも通りです。」
リゼ「とてもそうは見えないぞ? ていうか、怒ってないか?」
ココア「いいえ、怒ってなどいません。気のせいです。それでは。」
リゼ「……明らかにおかしいだろ。私、怒らせるようなことしたかな?」
リゼ「よし……。」
リゼ「おーい、ココア。キャンディ食べるか?」
ココア「キャンディ? やったぁ、ちょうど甘いものが欲しいなーってーー」
ココア「あ、いえ、お構いなく。」
リゼ「お構いなくって……。」
リゼ「今日のココア、やっぱりなんだか変だぞ? 私、何か怒らせるようなことしたか? だったら言ってくれ。ちゃんと謝りたい。」
ココア「ええっ!? 怒ってなんてないよ、ホントだよ!」
リゼ「でも、むすっとしてるじゃないか。」
ココア「これは違うの! 頑張って、クールなポーカーフェイスをしようとしてただけで……。」
ココア「はうう……。怒っているように見えちゃうなんて。ごめんね、リゼちゃん。」
リゼ「ポーカーフェイスって、なんだ、そうだったのか。まったく、驚かせるよな。」
ココア「やっぱり、慣れないことはしちゃだめだね。顔のこことここ、ピクピクひきつってるよ。」
リゼ「なんだって、そんなに無理してポーカーフェイスをしてたんだ?」
ココア「だって、カジノといえばポーカーフェイスでしょ?」
リゼ「は? カジノ?」
ココア「ほら、バニーガールといったらカジノで、カジノといえばポーカーフェイスで……。」
リゼ「そんな連想ゲームでクールにしようとしていたのか!」
リゼ「無理するなよ。いつだって明るくニコニコしているのがココアのいいところなんだからさ。」
ココア「リゼちゃん……!」
ココア「うん、そうだね! 私は私らしくしているよ、みんなを照らす太陽の笑顔を絶やさないように!」
リゼ「いや、そこまで言ってないぞ……。」

「リゼ」バニー服:着こなし度☆☆☆☆4

ココア「リゼちゃん! チラシ配り、一緒にやらない?」
リゼ「ああ、それなんだが、今日はみんな揃って配ることができそうだぞ?」
ココア「じゃあ、せっかくだし、みんなでやろうか。」

メグ「うわぁ~!」
マヤ「うおお!これはすごい……。」
リゼ「あれ、マヤにメグじゃないか。」
ココア「今帰りなの?」
マヤ「そうなんだけど……。」
メグ「なんだか落ち込んじゃうね……。」
リゼ「はっ? いきなりなんでだ!?」
チノ「あれ? マヤさん、メグさんも。」
シャロ「チラシ、受け取りに来てくれたの?」
マヤ「よう、チノ!」
メグ「ふう、ちょっと安心した~。」
チノ「安心? どうかしたんですか?」
メグ「あのね、リゼさんもだけど、ココアちゃんも結構大きいんだな~って思って。」
マヤ「それで、チノとシャロを見て安心したって言うか。あはは!」
チノ「……そうゆうことですか。」
シャロ「……すごーく複雑なんだけど。」
マヤ「なあ、リゼ。どうやったら、そんな風に大人っぽくなれるんだ?」
メグ「私も知りた~い!」
チノ「私も興味があります。」
ココア「ま、待って! どうしてお姉ちゃんじゃなくてリゼちゃんに聞くの!?」
マヤ「だって、リゼに聞いた方がいいもーん。」
メグ「千夜さんでもいいかも~。」
チノ「確かに…… ココアさんより大人っぽいですから。」
ココア(ががーん! 妹たちに尊敬されてないの、私!?)
千夜「私は、ココアちゃんと同い年よ?」
リゼ「私だって1つ上なだけだぞ?」
マヤ「でも、ココアにないものがあるからさ。」
ココア「ええー!? 私、何が足りないの!?」
シャロ「フルール・ド・ラパンをよろしくお願いしまーす。フルール・ド・ラパンでーす。」
ココア「シャロちゃーん!私に足りないものってなに!?」
シャロ「うるさーい! 私のことはほっといてよー!」
ココア「なんで怒るの!? あ、じゃあ、リゼちゃん! 私に足りないものってなんなの!?」
リゼ「うーん、思いつくことはあるが、まず自分で考えてみたらどうだ? 自身を省みることは大切じゃないか。」
ココア(私に足りないもの、足りないもの。リゼちゃんや千夜ちゃんにあって私に足りないもの……)
ココア「落ち着き、かなぁ?」
リゼ「……年齢とか言い出すかと思ったんだが、意外としっかり分析したな。正直、驚いた。
ココア「えへへ、よく言われるんだ。ココアさんは落ち着きが足りません、って。」
リゼ「ああ、チノに言われてるのか。」
ココア「そうなんだよー! お姉ちゃんに意見する妹ってのもまたかわいくて。そういうことができるのは仲良し姉妹の証だよね。」
千夜「ココアちゃんはどんな時も前向きね。そこは、私にはないところだと思うわ。」
チノ「千夜さん、下手に褒めないでください。あとが大変なので。」
マヤ「でさ、ココアはともかくとして、リゼみたいになるのはどーすんの?」
リゼ「そうだな……。私のような身のこなしを手に入れるには訓練あるのみだな。」
メグ「訓練あるのみ……。うん、きっと成長に対するストイックな精神が重要なんだね。」
マヤ「ええー。大人っぽくなるのは大変そうだなぁ。」
チノ「こつこつ頑張るしかありませんね。」
リゼ「ああ。頑張れよ、チマメ隊。」
シャロ「私だって頑張ってるのに……。牛乳だって飲むようにしているし……。なのにどうして……。」

「リゼ」バニー服:着こなし度☆☆☆☆☆5

*☆0汎用台詞の使い回しイベントが起きる。

千夜

「千夜」バレンタイン服:着こなし度☆1

千夜「このお洋服、かわいいわね。特にベレー帽が素敵だわ。」
ココア「ベレー帽……。ベレー帽って言うと、画家さんがかぶってるってイメージがあるよね。」
千夜「確かにーー」
千夜「はっ! 画家……それよ、ココアちゃん!」
ココア「え? どれ?」
千夜「せっかくベレー帽をかぶってるのだから、芸術を研究しましょう!」
ココア(と、突然だ!? 千夜ちゃんは形から入るタイプだからかな?)
ココア「でも、芸術の研究って具体的にはなにをするの?」
千夜「そうねぇ。どうしましょうか?」
ココア「……考えてなかったの?」
千夜「芸術は考えちゃだめ! 感じるものなのよ! 世界には芸術があふれているのだから!」
ココア「はっ!? なるほど、確かに……!」
千夜「でも……これはいけないわ。」
ココア「いけないって……チラシが?」
千夜「そう。このチラシには芸術性が足りないの。」
ココア「そうかな? スペルも間違ってないし、要点がわかりやすくていいってリゼちゃんも言ってたよ?」
千夜「わかりやすさだけじゃだめ。それじゃ、人の印象に残らないわ。」
千夜「もっと絵を入れたり、デザインに凝ったりしないと。フルカラーにするのもいいかもしれないわね。」
千夜「見ただけでこちらの熱意が伝わるような…… お店に行きたいって思えるような、そんなチラシにしなくちゃ!」
ココア(おお……! 千夜ちゃんが燃えている!)
千夜「さあ、ココアちゃん! 今からチラシを作り直しましょう。」
ココア「今から!? 配る時間がなくなっちゃうよ?」
千夜「時間よりも大切なものが、この世にはある! それが芸術なのよ!!」
ココア(うわーん! 誰か千夜ちゃんを止めて~!)

「千夜」バレンタイン服:着こなし度☆☆2

ココア「うーん、何だったかな? ここまで出てきてるんだけど……。」
千夜「ココアちゃん? どうしたの? 何か悩み事があるなら聞かせて? 私たち、お友達じゃない。」
ココア「千夜ちゃん……!」
ココア「じゃあ、聞いてくれる? あのね……この服って何かに似てないかな?」
千夜「何かって?」
ココア「その何かが思い出せなくて。きれいより賑やかな感じで…… こう、なんか、体をくるくるーってする感じの……。」
千夜「賑やかでくるくる……? チアガールとか、マーチングバンドかしら?」
ココア「あー! それだ! マーチングバンド!」
千夜「言われてみれば、これってマーチングバンドの制服っぽいわね。」
ココア「これでマーチングバンドやったら絶対かわいいよね。楽器を持ちながら、こう、くるくるーって回って。」
ココア「くるくるくる~。」
千夜「あら、そうしてるとスカートが広がってますますかわいいわ。」
ココア「だよねー! くるくるくる~。くるくるくるくるくる~。」
千夜「うふふ、ココアちゃんたらまるでバレリーナみたい。」
ココア「くるくるくるくるくる~。」
ココア「くるくる……くるくる……く……。」
ココア「ううううう~……。」
千夜「こ、ココアちゃん!? 大丈夫?」
ココア「平気だよぉ~。目が回っちゃっただけだから……。ごめんね、びっくりさせて。」
千夜「私こそ、ごめんなさい! くるくるしてるココアちゃんがかわいくて、止められなかったの!」

「千夜」バレンタイン服:着こなし度☆☆☆3

千夜「……ふう。」
ココア「千夜ちゃん、大丈夫? 疲れちゃった?」
千夜「少しだけ。私、チラシ配りってあまりしたことがなかったから。」
ココア「そっか。千夜ちゃんは普段、お店の中でのお仕事が多いもんね。」
千夜「配達ぐらいはするけれど…… こういうお仕事は、お店とは違う気の使い方をするのね。」
ココア「違う気の使い方? うーん、使ってるかな?」
千夜「それがわからないのがココアちゃんの素敵なところだと思うわ。」
ココア「私、褒められてる?」
千夜「もちろん褒めてるわよ?」
ココア「あ、でも、私だってチラシ配りは疲れるよ? 立ちっぱなしで、声も出っぱなしだもん。」
千夜「気力も体力も使うってことね。これを普段からしているシャロちゃんはすごいわ。」
ココア「そうだね、シャロちゃんは前からよくフルールのチラシ配りをしているよね。」
ココア「暑い日も寒い日も、いつも笑顔で…… 本当に頑張り屋さんだなぁ。」
千夜「ええ、シャロちゃんは昔からそうなの。ちょっと頑張りすぎちゃったりするところもあるのが心配なのだけど……。」
ココア「そこは、千夜ちゃんが幼なじみとしてフォローしているんだね?」
千夜「……そうね。できてるといいのだけど。」
ココア「あと、シャロちゃん、カップを見ている時とか、目がきらきらして夢中になってる感じがかわいいよね~。」
千夜「私もあの時のシャロちゃん、好きよ。ちょっと変わってるけれど、1番、シャロちゃんらしい姿だもの。」
ココア「確かに変わった趣味だけど、そうゆうところも含めて、シャロちゃんだもんね。」
千夜「……ねえ、ココアちゃん。」
ココア「ん? なに?」
千夜「シャロちゃんのこと、これからも見守ってあげてね。」
ココア「もちろんだよ。シャロちゃんも千夜ちゃんもリゼちゃんも、私の大事なお友達だからね。」
千夜「あら? チノちゃんは?」
ココア「チノちゃんは大事な大事な妹だよ!」
千夜「ふふふ、そうだったわね。」

「千夜」バレンタイン服:着こなし度☆☆☆☆4

ココア「千夜ちゃん! チラシ配り、一緒にやろっか。」
千夜「もちろんいいのだけど、今日はみんな揃って配ることができそうだから、そうしない?」
ココア「そうなんだ! じゃあ、せっかくだしみんな揃ってやろう。」

ココア「こうかな? うーん、それとも、こう?」
チノ「ココアさん、何やってるんですか? さっきからチラシも配らず落ち着きなく動いて。」
ココア「ポーズの研究をしているの。もしこの衣装で映画を撮ったら、どんな決めポーズがいいかなって。」
シャロ「またココアが妙なことを言い出したわね。映画って、どうしてそういう発想になるの?」
ココア「だって、かわいい服で、色違いで、お揃いでしょ? チームを組んで戦う魔法少女とかの映画が撮れそうじゃない?」
リゼ「さすがに、それは無理がないか?」
千夜「いいえ! 素晴らしいアイデアだわ!」
シャロ「ああ、千夜が食いついちゃった。」
千夜「甘兎・ザ・ムービーを現実のものにする時は、みんなに主演をお願いするわね。」
リゼ「お前の野望はどこまで広がっていくんだ!?」
シャロ「前から思ってるけど、甘味処の枠をはみ出してない?」
千夜「シャロちゃん、時代は多角経営よ。手広くやっていかなくちゃ。」
チノ「手を広げすぎるのも問題では……。」
ココア「ねえねえ、千夜ちゃん。甘兎・ザ・ムービーはどんなジャンルなの?」
千夜「そうね……。色々考えられるけど、王道なら甘味処を舞台にしたラブロマンスかしら?」
ココア「おお、いいね。栗ようかんをめぐる恋の三角関係、新メニューと共に新展開が! なんて盛り上がりそう。」
シャロ「どういう話なのよ!? しかも私たちの出番ないわよね!?」
リゼ「それ、ラブロマンスじゃなくて、食べ物の恨みは恐ろしい、みたいなサスペンスにならないか?」
千夜「サスペンスもいいわね! そこにホラー要素を足してみたらどうかしら?」
シャロ「千夜のホラーはシャレにならないから!」
チノ「でも、真夏に公開したら冷房の代わりになっていいかもしれません。」
シャロ「冷気と一緒に妙なものまで呼ぶからやめて!」
ココア「ホラーもだめかー。じゃあ……。」
リゼ「なあ、アクションはどうだ? 飛び交う銃弾、迫力のカーチェイス、クライマックスは手に汗握る1対1の決闘!」
チノ「甘味処が舞台なのに、ですか?」
リゼ「無理か?」
シャロ「な、なかなか難しいんじゃないでしょうか?」
ココア「じゃあ、いつも通りの日常を撮るのはどうかな? 甘兎庵とラビットハウスとフルール・ド・ラパンで私たちが楽しく仕事しているの。」
千夜「日常? それでいいのかしら?」
シャロ「さすがに日常だけじゃだめでしょうけど、千夜と甘兎庵のサクセスストーリーを絡めていけば映画になると思うわ。」
チノ「素敵です……! 将来、いい思い出として見られそうですね。」
千夜「私たち5人の青春物語と甘兎庵のサクセスストーリー……! ええ、甘兎・ザ・ムービーに相応しいわ。」
ココア「となると、今の私たちが主役だから、今から撮影を始めないといけないのかな?」
千夜「映画撮影ってどれぐらいかかるのかしら? 今の甘兎の経営状況じゃ厳しいかもしれないわ。」
リゼ「待った待った、甘兎庵が全国チェーンになってから作る予定なんだろ? 今からなんて、さすがに気が早すぎだ。」
千夜「そう……。じゃあ、この日常をちゃんと再現できるようにしっかり心に焼き付けていかなくちゃ。」
千夜「いつまでも忘れないように、ね。」

「千夜」バレンタイン服:着こなし度☆☆☆☆☆5

*☆0汎用台詞の使い回しイベントが起きる。

「千夜」バニー服:着こなし度☆1

千夜「ココアちゃん。私、大変なことに気がついたの。」
ココア「えっ!? ど、どうしたの千夜ちゃん。」
ココア(なんだか深刻そう? これは、ホントのホントに大ごとかも?)
ココア「千夜ちゃん。」
千夜「………。」
ココア「何があったかわかんないけど、私、千夜ちゃんのこと、1番の親友だと思ってる。」
ココア「だから、遠慮はいらないからね?」
千夜「ココアちゃん……!」
ココア「なんでも話して。どんなことでも受け止めるから。」
千夜「……!」
千夜「ああ、私、ココアちゃんと友達になれて本当によかったわ。
千夜「じゃあ、聞いてくれる? 私、もう、どうしていいのかわからなくて……。」
ココア「そんなに悩まないで。まずは相談することが大切だよ。」
千夜「それじゃ……。」
千夜「あのね、ココアちゃん。私たち、間違ってるんじゃないかしら?」
ココア「え? 間違ってるって、何を?」
千夜「私、ずっと考えてたの。このバニーガールの衣装、足はこれでいいのかしらって。」
ココア「う、うん? 足?」
千夜「バニーガールってーー 足は、網タイツじゃないといけないんじゃないかしら?」
ココア「……網タイツ?」
千夜「ええ。そこを間違えている気がするの。」
ココア「えーっと……確かに網タイツのイメージはあるけど、別に、絶対そうだって決まってはいないんじゃないかな?」
千夜「そうなの? 網タイツとは限らないの?」
ココア「うん、多分。」
千夜「はあ……! よかったぁ……!」
千夜「バニーガールの規則に違反してないか心配だったの。これで、心置きなくチラシ配りができるわ。
ココア「そ、そう……。」
ココア(私、千夜ちゃんのこだわりが時々、わからないよ……)

「千夜」バニー服:着こなし度☆☆2

千夜「ねぇココアちゃん、私もだいぶこの格好でのチラシ配りに慣れてきたみたい。
千夜「最初は、この格好でチラシ配りなんてできるかしらって思ってたけれどーー」
ココア「今やばっちり! どこに出しても問題ない配りっぷりだよ。」
千夜「本当? そう言われると嬉しいようなはずかしいような…… なんていうのかしら、これってーー」
千夜「私ってば、すっかりココアちゃんに染められちゃったわ。」
千夜「でも、染めるとか染められるなんて言うと、あれを思い出すわね。『あなた色に染めてください』って。」
ココア「え? 千夜ちゃんを私色に染めようなんてしてないよ?」
千夜「じゃあ、私から染まりにいっちゃったのかしら? もう、ココアちゃんたら上手なんだからーー」
千夜「はっ!? まさか、これは私を甘兎庵から引き離す巧妙な罠なの!?」
ココア「なんでっ!?」
千夜「そうだったのね? 甘兎の勢力拡大を恐れるあまり、罠を仕掛けたのね!?」
ココア「そんな罠しかけても意味ないよ!?」
千夜「あら、そうなの?」
ココア「それに、千夜ちゃんはココア色になっても千夜ちゃん色でもあって、甘兎庵色でもあるんだから。」
ココア「だって、私は千夜ちゃんの代わりなんてできないし、千夜ちゃんが私の代わりになることだってないでしょ?」
千夜「……ええ。まったく、ぐうの音も出ないわ。さすがココアちゃん。」
ココア「え? なんでさすがなの?」
千夜「ううん、いいの。ココアちゃんはずっとそのままでいいのよ。」

「千夜」バニー服:着こなし度☆☆☆3

千夜「あら? そこに座ってる人、何をしているのかしら。あの大きな板を持っている人。」
ココア「きっと絵を描いているんじゃないかな? あの板、多分画版だよ。」
千夜「ああ、絵を描いているのね。街のスケッチかしら?」
ココア「真剣な顔で、一所懸命だね。芸術家さんって感じだよ。」
千夜「ええ、ああゆう趣味もいいわねぇ。」
ココア「趣味かぁ。そういえば、私の趣味ってなんだろう?」
千夜「あら、パンを焼くことじゃないの?」
ココア「うーん、実家では普通に焼いてたし趣味って感じがしないんだ。」
ココア「私も、スケッチを趣味にしてみようかな。なんだか楽しそう。」
千夜「まあ、ココアちゃんが絵を描くの? それは素敵ね。」
千夜「ココアちゃんの絵って、どんな風なのかしらね? 描いたら、ぜひ見せてほしいわ。」
ココア「う、うまく描けたらね?」
千夜「そんなこと言わずに。どんな絵でも見てみたいの。」
ココア「千夜ちゃん、そんなに私の絵が見たいの?」
千夜「だって、ココアちゃんの目に映っている景色を私も見られるってことでしょう?」
千夜「ココアちゃんから見たこの街ってどんな風なのか、とっても興味があるわ。きっと、温かな風景なんでしょうね。」
ココア(そ、そうかなぁ。普通の絵になると思うんだけど。でも、千夜ちゃんが見たいのなら……)
ココア「じゃあ、何を描こうかな? 橋とか川とか建物とか、石畳の通りとか…… お花屋さんのある景色もいいよね。」
千夜「普通のおうちや図書館、公園や広場もいいんじゃないかしら?」
ココア「いいお天気の日の道も、曇った日の市場も、雨の日の石畳も…… この街はいつだって絵になるもんね。」
ココア「全部描いてみたいけど、うまく描けるかな? 千夜ちゃんの期待を裏切らないように頑張ってみるね。」
千夜「ええ、楽しみにしているわ。」

「千夜」バニー服:着こなし度☆☆☆☆4

ココア「千夜ちゃん! チラシ配り、一緒にやろっか。」
千夜「もちろんいいのだけど、今日はみんな揃って配ることができそうだから、そうしない?」
ココア「そうなんだ! じゃあ、せっかくだしみんな揃ってやろう。」

チノ「少し冷えてきましたね。」
ココア「もう、チノちゃんは甘えん坊だね。いいよ、お姉ちゃんがだっこして温めてあげる!」
チノ「結構です。」
ココア「め、明確な拒絶だ!」
シャロ「でも、確かに冷えるわね。温かいものが食べたくなるわ。」
千夜「温かい物……。お鍋なんていいわよね。」
千夜「そうだわ、甘兎庵の冬メニューにお鍋料理を加えようかしら。」
シャロ「ああ、また千夜の暴走が始まる予感が。」
リゼ「というか、甘味処でお鍋ってありなのか?」
チノ「深く考えない方がいいです……。」
ココア「お鍋っぽいメニューかぁ。じゃあ、具の形のお菓子はどうかな? しいたけ型の羊羹とか。」
千夜「練り切りだったら人参やネギや大根も作れるわね。」
ココア「ほたて、鶏、魚の切り身も和菓子で作って、土鍋に盛り付けて出すの。」
千夜「いいわね。見て楽しくて、食べて満足できそう。」
千夜「でも土鍋はちょっと大きすぎるし、お汁粉用の器を使って、お鍋から取りわけた風に見せるのがよさそうね。」
シャロ「でもそれって、結局、お菓子の盛り合わせよね? 鍋なら温まるメニューじゃないとだめじゃない?」
千夜「あら、そうだったわ。」
リゼ「まあ、普通にお汁粉を食べた方がよさそうだな。」
チノ「お汁粉……。熱々のお汁粉……。」
シャロ「……ごくり。」
千夜「じゃあ、このあと、みんなでうちに来て温まっていかない?」
チノ「えっ!?」
ココア「やったー!」
リゼ「正直、ありがたいよ。」
シャロ「でも、いいの?」
千夜「実は、こうしてみんなを招いて、こっそりお鍋メニューの試作を作って試食してもらおうかなー、なんて。」
シャロ「普通のお汁粉がいい!」
千夜「うふふ。冗談よ。さあ、温かいお汁粉を楽しみにみんな、頑張りましょ。」

「千夜」バニー服:着こなし度☆☆☆☆☆5

*☆0汎用台詞の使い回しイベントが起きる。

シャロ

「シャロ」バレンタイン服:着こなし度☆1

シャロ「ううう……。なんで私がこんな格好を……。」
ココア「どうしたの、シャロちゃん? 何かあった?」
シャロ「な、何もないわよ。ただはずかしいだけ……。」
ココア「はずかしい? 何が?」
シャロ「こんな格好でチラシを配ってるのよ? はずかしくないわけないじゃない。」
ココア「えー? はずかしいかな? すごくかわいいと思うんだけど?」
シャロ「確かにかわいいけど、普通、こういう格好はしないでしょ? 目立って仕方がないわ。」
ココア「でも、これ、コスプレで目立ってチラシをたくさん配る作戦だよ?」
シャロ「そうかもしれないけど~! うう……。」
ココア「うーん。ちょっと不思議なんだけどシャロちゃん、この格好がはずかしいの?」
シャロ「だから、はずかしいって言ってるじゃない……。」
ココア「せっかくよく似合ってるのになー。」
シャロ「そうかしら? こうゆうかわいい服、チノちゃんならいいけど私は……。」
ココア「あれ? じゃあ、シャロちゃんってフルールの制服を着ててはずかしいの?」
シャロ「あれは制服だもの。制服をはずかしいと思うわけないでしょ?」
ココア「じゃあ、大丈夫だよ!」
シャロ「どういう理屈なの!? さっぱりわかんないんだけど!」
ココア「だから、シャロちゃんは普段、あんなにかわいいフルールの制服を着こなしてるんだからーー」
ココア「チラシ配りの制服なこの服でも、はずかしがる必要ないってこと。」
シャロ「はっ……。」
シャロ「そ、そうだわ! 確かに初めはフルールの制服だってはずかしかったはず……。」
シャロ「私、いつの間にかそこまでフルールに染まってたの!?」
ココア「この服もずっと着てたら、フルールの制服みたいになじんじゃうよ、きっと。」
シャロ「それはそれでどうなのかしら……。」

「シャロ」バレンタイン服:着こなし度☆☆2

ココア「あうう……。私……もうだめ……。もう、いっそ一息に……。」
シャロ「ちょっと、ココア!? 急にどうしちゃったのよ?」
ココア「お、おいしそうな匂いがする……。周りのおうちから、夕飯の支度をするおいしそうな匂いが……!」
シャロ「ああ……。気にしちゃだめよ。家に帰れば夕飯が待ってるでしょ?」
ココア「あっちのおうちからはバターの香りが…… 何を焼いてるのかな……。」
シャロ「だから、そんな話やめてよ。私までお腹が空いてくるじゃない。」
ココア「こっちの匂いはドミグラスソースかな? ということは、きっとビーフシチューだね。」
シャロ「ドミグラスソースなら、煮込みハンバーグってこともあるかもしれないわよ?」
ココア「煮込みハンバーグ! いいなぁ、おいしそう~。」
ココア「近いうちに作ろうっと。チノちゃんと一緒に、ハンバーグの記事をコネコネするんだ。」
シャロ「この時間だと、どこのお家でも夕飯の準備中よね。匂いが混じって何が何だかわからなくなってきた。」
ココア「でも、これなら食欲そそられなくて、もうひと頑張りできるかも。」
シャロ「それじゃ、さっさとやっちゃいましょ。」
シャロ「……は!? これは!!」
ココア「ううっ! このお腹にダイレクトにくる香辛料の匂いは……。」
2人「カレー!?」
ココア「今までの匂いを掻き消して、すべてをカレーが支配してるよ!? このあたり、全部カレーフィールドだよ!」
シャロ「カレーの匂いって最強よね。これは勝てないわ……。」
ココア「うわーん、お腹空いたよー! カレー食べたーい!」
シャロ「私だってそうよー!」

「シャロ」バレンタイン服:着こなし度☆☆☆3

ココア「この香りは~。ふああ~、たまらないよ~。」
シャロ「ああ、パンを焼いている香りね。近くにパン屋さんがあるのかしら?」
ココア「はう~。パンは匂いまでかわいいよぉ。」
シャロ「本当にいい香りだけど……かわいいって何?」
ココア「ねえシャロちゃん、知ってる? 焼き立てのパンって格別のおいしさなんだよ!」
ココア「前にみんなでパン作りをしたんだ。おいしかったな~、またやりたいな~。」
シャロ「みんなって……ラビットハウスのみんなと? ということはリゼ先輩も作ったの?」
ココア「うん、千夜ちゃんも一緒にね。」
ココア「あっ! シャロちゃんを仲間外れにしたわけじゃないんだよ? その時はまだ会ってなかったんだ。」
シャロ「そんなの気にしてないから。でも……。」
シャロ「もうちょっと早くココアたちと会ってたら、先輩の手作りパンが食べられたの……!?」
ココア「シャロちゃん?」
シャロ「えっ!? な、何でもないわ!」
ココア「今度はシャロちゃんも一緒にパン作りをしない? 好きな材料を持ってきて、創作パンを作るの。」
シャロ「いいけど…… 材料ってどんなものを持っていけばいいの? ジャムとかチーズかした?」
ココア「自分がおいしいって思うものなら何でもいいよ。私は焼きうどんパンを作ったし、千夜ちゃんは梅干しパンだったし。」
シャロ「……いまいち食欲をそそられないわね。」
ココア「チノちゃんは焦げたおじいちゃんだった。」
シャロ「は!? な、なにそれ?」
ココア「おじいちゃんの顔の形をしたパンだよ。それで、リゼちゃんはうさぎパン。」
シャロ「うさぎパン!? ま、まさかリゼ先輩……そんなことないわよね?」
ココア「かわいいうさぎの形だったんだけど、チョコで顔を描く時に失敗しちゃって歌舞伎うさぎパンになったんだ。」
シャロ「あ、ああ、そうよね。うさぎパンと言ったらうさぎの形のパンよね。」
シャロ「わ、私ったらなんて想像を…… リゼ先輩、ごめんなさい!」
ココア「あの時も楽しかったけど、シャロちゃんも一緒ならもっと楽しくなるよね。ああ、早くみんなでパン作りがしたいなぁ。」
シャロ「そうね。私も楽しみだわ。」

「シャロ」バレンタイン服:着こなし度☆☆☆☆4

ココア「シャロちゃん! チラシ配り、一緒にやらない?」
シャロ「いいけど、今日はリゼ先輩達も一緒に配ることができるって聞いたわよ?」
ココア「そうなんだ! じゃあ、みんな揃ってやろっか。」

ココア「あれ? 青山さんだ。カフェから出てきたところだね。」
シャロ「え? さっき、あっちのカフェから出てきたのを見たんだけど。」
チノ「カフェのはしごですか。コーヒーの飲み比べでもしているんでしょうか。」
千夜「作業場所を求めて、さまよってるんじゃないかしら?」
青山「……あら、みなさん。チラシ配りですか、お疲れ様です。」
ココア「こんにちは、青山さん。青山さんは何してるんですか?」
青山「今日は、スイーツ食べ歩きをしているんです。」
シャロ「食べ歩き? 太っちゃいません?」
リゼ「私たちと違って座り仕事だから、普段のカロリー燃焼量も少なそうだしな。」
青山「はうっ、それはわかっているのですが…… 連載しているグルメコラムの取材も兼ねて……。」
チノ「仕事なんですか。それは、大変なような羨ましいような。」
ココア「そうだ! だったら、私たちと一緒にチラシ配りで動いてみたらどうですか?」
青山「それはいいですね。チラシ配りの経験は執筆にも活かせそうですし、ぜひ、参加させてください。」

青山「さて……。うまく配れるでしょうか? どきどきします。」
青山「あの……どうぞ……これを……。」
リゼ「あー……。まあ、初めてだし、こうなるよな。コツをアドバイスしてやるか。」
シャロ「じゃあ、私が。1番経験が多いですから。」
シャロ「青山さん。チラシ配りは初めてですよね?」
青山「はい……。どうしましょう、誰も受け取ってくださいません。」
シャロ「まず、声を大きくして、はきはきしゃべることを意識してみてください。」
シャロ「こっちがはずかしがると向こうも照れちゃうから、当然の顔で渡すと案外上手くいくんです。」
青山「なるほど……。他には何かあるんでしょうか?」
シャロ「他にはーー」
ココア「今のシャロちゃん、先生みたいだね。テキパキしててわかりやすいし。」
千夜「シャロちゃん、面倒見がいいのよ。困ってる人をほっとけないのよね。」

青山「どうぞ、素敵なご案内です。よろしければ目を通してください。」
リゼ「へえ、いつの間にかすっかり慣れてるじゃないか。シャロのアドバイスが効いたんだな。」
シャロ「いえ、そんな。私はちょっと教えただけですから。」
青山「喫茶店ラビットハウスです。素敵な時間をお約束する喫茶店です。」
青山「そんな時間のお供には、ぜひ、うさぎになったバリスタの物語をどうぞ。」
ココア「って、自分の本の宣伝までしてる!?」
チノ「慣れってすごいですね……。」
千夜「あの商魂は見習いたいわね!」

「シャロ」バレンタイン服:着こなし度☆☆☆☆☆5

*☆0汎用台詞の使い回しイベントが起きる。

「シャロ」バニー服:着こなし度☆1

シャロ「うう~……」
ココア「どうしたの、シャロちゃん?」
シャロ「こういう衣装ははずかしいのよ。慣れないっていうか、ああもう、緊張する~。」
ココア「そうなの? うさ耳はフルール・ド・ラパンで慣れてるのかと思ってた。」
シャロ「フルールの制服はこれとは全然違うでしょ?」
ココア「えー? そうかな?」
シャロ「全然違うじゃない! あっちはスカートがあるし、こっちは脚が出てるし!」
ココア「そっかー。でも、大丈夫だよ、素材を殺さず大胆不敵な味付けになってるから。」
シャロ「え……? 素材? 何が?」
シャロ「ねえ、意味がわからないけど、それってもしかしてフォローなの?」
ココア「フォローっていうか。心から言ってるよ?」
シャロ「どこがなの。『大胆不敵な味付け』って、遠回しにまずいって言ってるじゃない。」
ココア「違うよ。未知の宝を探して大海原へ、大航海時代の幕開けって感じだよ。」
シャロ「ますます意味がわかんないわ!」
ココア「えーっとね。つまり、まだ見ぬ世界に到達してるってこと?」
シャロ「私に聞くなー!」
ココア「んー、じゃあ他の言葉にすると……。」
シャロ「お願いだから、私にもわかるように表現して。」
ココア「素材の持ち味を包み込む…… つまり、ジャムを包むパン生地のようなかわいさがあるんだよ!」
シャロ「だから、私にもわかるように話しなさいよ!」
ココア「うーん、人がわかり合うのは難しいねぇ。」
シャロ「人っていうか、ココアとわかり合うのが、じゃないの?」
シャロ「ああ、もういいわ。早くチラシを配るわよ。」
ココア「うん。シャロちゃんももう大丈夫そうだし、張り切って配ろうね。」
シャロ「はっ……! そういえば、いつの間にか緊張がほぐれてる。ココアのおかげ?」

「シャロ」バニー服:着こなし度☆☆2

シャロ「ううっ! さすがに、この格好は寒いわね。」
ココア「シャロちゃん、大丈夫?」
シャロ「大丈夫よ。我慢できないほどじゃないから。ココアこそ……。」
シャロ「意外と大丈夫そうね。どうして平気なの?」
ココア「ふっふっふっ、よくぞ聞いてくれました。実は秘訣があるんだよ!!」
シャロ「はいはい、秘訣って言いつつしゃべりたいんでしょ? 聞いてあげるから。」
ココア「えへへ~、聞きたい?」
シャロ「聞いてあげるって言ってるけど?」
ココア「聞きたい~? シャロちゃん!」
シャロ「……はあ。ええ、聞かせて。どうして寒くないの?」
ココア「ふふふん。その秘密はーー」
ココア「ばばーん! ティッピーをもふもふしまくってもふもふ成分を貯め込んできたからなのだー!」
シャロ「え……? もふもふ成分……?」
ココア「ティッピーのもふもふ成分のおかげで心がもふもふでふかふかだから平気なの。」
ココア「名付けて、もふもふバリア!」
シャロ「そ、そう。まあ雰囲気として寒くなさそうではあるわね。」
ココア「くしゅんっ!」
ココア「あれ? おかしいな。なんでくしゃみがーー」
ココア「くしゅん! くしゅん!」
シャロ「大丈夫? 風邪引いちゃったんじゃない? 帰った方がいいんじゃーー」
ココア「うっ、ううっ! もふもふが……もふもふ成分が切れたぁ!」
ココア「まさか、もふもふバリアが破られるとは! 敵を侮ってたよ!」
シャロ「敵って何よ、敵って……。」

「シャロ」バニー服:着こなし度☆☆☆3

シャロ「フルール・ド・ラパンで-す。お願いしまーす。」
ココア「あ……。」
ココア(シャロちゃん、背中が無防備だ。よーし……)
ココア(そっと、そっとーー こっそり、こっそりーー ぬきあしさしあしでーー)
ココア「シャーロちゃん!」
シャロ「ひゃあ!」
ココア「大成功~!」
シャロ「何するのよ! いきなり触ったら冷たいでしょ!?」
ココア「えへへ~。背中が無防備だったから、つい。」
シャロ「もう、ホントびっくりしたんだから! ココアにもやっちゃうわよ! えいっ!」
ココア「ひゃあ! 冷たいよー!」
シャロ「ふふふ、冷たさがわかったようね。これに懲りたらーー」
ココア「やり返しちゃうぞっ! えい!」
シャロ「きぁあ!?」
シャロ「やったわねー! こっちも仕返しよ~!」
ココア「じゃあ、仕返しの仕返しだー! えいっ!」
シャロ「なら、仕返しの仕返しの仕返しよっ! ほらっ! どう!?」
ココア「あははははっ! ま、参りました~!」
シャロ「ふふん、思い知ったわね?」
ココア「うん! こういうの楽しいね、シャロちゃん!」
シャロ「え、ええ、そうね。まあ、楽しくないこともないわね。」
シャロ「すっかりココアにのせられちゃったわ。周りの人に、わ、笑われてる~!」

「シャロ」バニー服:着こなし度☆☆☆☆4

ココア「シャロちゃん! チラシ配り、一緒にやらない?」
シャロ「いいけど、今日はリゼ先輩達も一緒に配ることができるって聞いたわよ?」
ココア「そうなんだ! じゃあ、みんな揃ってやろっか。」

ココア「シャロちゃん!」
シャロ「うわあ!? ん、何? そんな大声出さなくても聞こえてるわよ。」
ココア「シャロちゃん、大丈夫なの!?」
シャロ「あんたの方が大丈夫じゃなさそうな顔してるんだけど……特に問題ないわよ。どうしてそんなこと聞いてくるわけ?」
ココア「だってシャロちゃんが私たちを怖がっちゃうんじゃないか心配で。」
シャロ「……なんで? 意味わかんない。」
ココア「だって、今の私たちはバニーだから! うさぎの格好してるから!」
千夜「ああ、そうね。当たり前すぎてすっかり忘れていたけれど、これってうさぎよね。」
リゼ「それで、大丈夫かなんて言い出したのか。」
チノ「ものすごく今更ですね……。」
ココア「今まで気がつかなくてごめんね、シャロちゃん。お詫びに、このバニー衣装で、シャロちゃんのうさぎ恐怖症の克服を手伝ってあげるから!」
シャロ「はっ!? どうしてそうなるの!?」
千夜「いい案ね。それぞれ、うさぎになりきってシャロちゃんに接してみましょ。」
シャロ「千夜! あんた、絶対に面白がってるでしょ!?」
チノ「……どうします?」
リゼ「ココアは言い出すと止まらないしな。ここは見守るしかないんじゃないか?」
ココア「では、まずはチノちゃんからどうぞ!」
チノ「えっ!?」
リゼ「こっちに飛び火してきた!?」
千夜「うさぎになりきって、シャロちゃんに接してみて?」
チノ「そんなこと、急に言われても困ります。」
ココア「じゃあ、ごにょごにょ……。」
チノ「……わかりました。では、やってみます。」
チノ「ーーシャロさん。私はちょっとやそっとじゃもふらせません。うさぎに慣れようなんて10年早いです。」
シャロ「ツンツンうさぎ!?」
ココア「どうだった? シャロちゃん、克服できそう?」
シャロ「今のでどう克服しろっていうのよ……。」
ココア「まだだめみたいだね。じゃあ、次! 私がいきます!」
ココア「こんにちは~。私は温かくてかわいい小動物だよ~?」
ココア「抱きしめてもいいよ~? お姉さんに噛みついたりなんて絶対にしないよ、ぴょんぴょん!」
シャロ「……そこまでアピールされると逆に怪しいわ。」
リゼ「ああ、罠だな。油断させてガブリ! だ。」
ココア「なんでー!? 2人とも疑り深すぎだよー!」
千夜「じゃあ、次は私? どんな演技にしようかしら、悩むわね。」
ココア「じゃあ、千夜ちゃんが考えてるあいだにリゼちゃんがやる?」
リゼ「私か? うーん、いいのが思いつかないんだが。」
ココア「じゃあ、こういうのはどう? ごにょごにょ……。」
リゼ「確かに、今までなかったパターンだな。やってみるか。」
シャロ「せ、先輩、よろしくお願いします!」
リゼ「そんなに緊張するなって、本物のうさぎじゃないんだし。それじゃ……。」
リゼ「ぴょんぴょん! お姉さん、私は大人しくてかわいいうさぎだよ!」
シャロ「!!」
リゼ「柔らかくて甘いクローバー、見つけたの。一緒に食べよう?」
シャロ「ほああああ~……!」
リゼ「ん? どうした?」
シャロ「わ、わ、私……も、もう、死んでもいい……!」
リゼ「シャロ!? おい、しっかりしろ!」
千夜「シャロちゃん! 倒れるのなら私の演技を見てからにして~!」
チノ「そこなんですか!?」

「シャロ」バニー服:着こなし度☆☆☆☆☆5

*☆0汎用台詞の使い回しイベントが起きる。

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