2016/05/16(月)女の子が主役のゆるい内容のラノベが読みたい!

書評的なものやメモ。最近読んだ本で女の子が主人公で友情描写や百合描写がある小説をチェック! なろう掲載作品は本になったものを紹介しています。作品のタイトルの文字の部分に作品紹介などのリンクを貼ってます。

小説家になろう掲載作品

くま クマ 熊 ベアー書報

強力な能力を持つクマのスーツを着た少女ユナが主人公のファンタジー小説。モンスター討伐、食べ物作り、店の経営などをしていく。助けたり友達になった女の子と仲良くなる描写が多い。バトルもあるが基本はほのぼのとした雰囲気で安心して読める。

ヒロインな妹、悪役令嬢な私書報

「悪役令嬢モノ」(乙女ゲーの悪役に転生してしまったというジャンル)だが、主人公が妹激ラブなので乙女・耽美要素が薄く主人公とくっつく予定の王子も年下なので男が読んでも嫌悪感が薄い。自分がバットエンドになっても妹を幸せにしようと色々やっているうちにどんどん話がおかしな方向に行ってしまうコメディ色が強い作品。

転生吸血鬼さんはお昼寝がしたい書報

転生前の主人公が男ってTSモノは別ジャンルで守備範囲外だー! まあこれは主人公が女になっても元男なので女の子にときめいてもおかしくはないと言い訳するための舞台装置なのであまり気にしないことにする。女子吸血モノなので女の子の血を吸う描写があり合法的に女の子同士のエロい描写を入れることができる。盲目巨乳女騎士(すぐ治ったが)やロリ和服狐っ子(はいてない)などの仲間が登場する。

私、能力は平均値でって言ったよね!書報

全然平均値じゃない能力を得た女の子が同級生の仲間の女の子と一緒に冒険する話。

ライトノベル(商業作品とその他)

「いつか世界を救うために クオリデイア・コード」(橘 公司)1~2

>橘公司、デビュー作以来またやってしまいました。──そう。女主人公です。基本的に売れづらくなるため担当編集からよほどの理由がない限り書いちゃ駄目と言われている封印指定主人公です。

「蒼穹のカルマ」から入って「デート・ア・ライブ」は主人公が男だったので完全スルーして今回は女主人公だったので購入した私みたいなのもいるのだが酷い扱いだなー! ギャグありバトルありのカルマに近いノリの内容で面白く読めました。

「安達としまむら」(入間 人間)1~6

>こんにちは。『ゆ○○○みたいなのを書いてくれ』と編集に頼まれたので、書いてみました。

一個上の作品と違ってこっちは編集が「ゆるゆりみたいなのを」と言ってくるというナイスな編集者だ。「安達としまむら」は最初はクール系の一匹狼っぽい感じだった安達がしまむらを好きになってどんどんポンコツ化していくぞ。読者の目線では迷ったり悩んだりする安達の方に感情移入して読んでしまうので、たまに突き放した対応をするしまむらがちょっと怖い。「多分大丈夫だろうけどこの恋はひょっとしたら実らないんじゃないのか?」と思うこともあるのね。

ガンガンオンラインで漫画版「安達としまむら」の連載が始まりました。

「ふぉくーる☆あふたー」(水沢 夢)1~2

「俺、ツインテールになります。」の魔法少女版といった感じの内容。主人公はツインテールの魔法少女で汚物系百合キャラ(下級生巨乳)とクール系小学生女子が仲間になる。魔法少女になる契約の時にキスをして魔力を移さないといけないので仲間が増えると必ず女の子同士のキスシーンが必ず発生するぞ。

「青春くろーび」(いすみゆつ)

電子書籍「HYBRID LIBRARY」の作品。喘息持ちで運動ができなかった主人公が幼い時に助けてくれた女の子が柔道の投げで男の子を投げ飛ばしたのを見てその女の子と柔道に憧れて美術部で柔道の絵を1000枚描いてイメージトレーニングして高校生になって初めて柔道を始めるという内容。少年漫画の1~3巻で打ち切りになるスポーツ漫画のような超王道な展開(隣の席の柔道を嫌いな美少女が…とか弱小部だが1芸に秀でていて強い先輩とか)で主人公が初めて才能を発揮した所で終わる。もうちょっと読みたかったなー

2016/02/21(日)2016年春の「百合ゲーム」特集

「今ゲーム業界には空前の百合ゲーブームが起きているのだあああああッ!!!乗り遅れるな!春の怒涛の発売ラインナップにふるえるがいい!!」(「百合ゲーム」ってのは基本的にはめったに出ないニッチなジャンルなので近い時期に数本出るのはかなり珍しいことなんですよ!)

更新を休んでいた間に出た百合ゲームやその他の情報もちょっとフォロー。

PCゲーム(18禁)

・「つい・ゆり ~おかあさんにはナイショだよ~」DL版3/26発売。パッケージ版4/22発売。
ジャンル : 双子姉妹の百合禁断恋愛ADV待望の「姉妹百合」ゲーですよ! 再始動して復活。パッケージ版は豪華版も出るようです。買うしかねぇ!

[春新作じゃないけど紹介]
・「屋上の百合霊さん」Steam版Steam版公式サイト
DLsite.comやDMMではなくSteamでの販売なので百合ゲームの存在を知らないSteamゲーマーがこれで始めて百合ゲーの存在に気付くことになるかもしれないという。「今までPlayしたことのない層への告知」という重要な役割を果たしてくれたのでマジですごいんです。

「カタハネ」リマスター版制作
リマスター版だけでなく、PS Vita版を発売できるように交渉をしているそうです。

・「きみはね 彼女と彼女の恋する1ヶ月
「恋姫夢想」のメーカーの姉妹ブランドBaseSon Light。女の子3人の組み合わせのカップリングが選べるという意欲作。すみませんDL専売なので気付くのが遅れました。

PC 一般向け

・PC「りりくる Rainbow Stage!!!」3/25発売。OPムービー公開!
ドラマCDとかで地道に続いていた「りりくる」シリーズがゲーム化!OPムービーが公開されています。

・「FLOWERS 秋篇」春発売予定。
秋篇の紹介ページがオープン。買いそびれたのでファンブック早く再販して欲しいな。「GirlsLoveFestival 16」の出展情報も掲載。

[春新作じゃないけど紹介]
白衣性愛情依存症
工画堂スタジオの「GirlsLoveFestival 16」の出展情報に販売しているグッズの紹介が。謎のテキストデーターが気になる。

家庭用ゲーム(「百合要素があるのでは?」と期待されているゲーム)

PS Vita「 ご注文はうさぎですか?? Wonderful party!」3/3発売。
衣装がDLC、途中に挿入されるミニゲームが微妙そうなことや「5pbのゲームだろ?地雷かも…」(偏見)といった要素が重なり買うかどうかギリギリまで迷っていたのだが、ココアさんがリゼちゃんに抱きついて体を温める「ココアカイロ」のシーンを見て「買うしかない!」状態に。追加DLCに百合シナリオがあったら困るので限定版を購入予定。

ゲーム版の主人公はオリジナルの男主人公ではなく、ちゃんとココアさんが主人公になっていて他のキャラと仲良くなれそうなので百合ゲーと言っても大丈夫でしょうコレは。隠しシナリオかDLCでもいいから青山ブルーマウンテンさんを落とせるようにしてくれたら「歳の差百合最高!で評価は☆5です!」になるな。

・追記:ゲームの流れ。
平日:喫茶店モード>チラシ配り同行キャラ選択>チラシ配り。
土曜日:移動モード>街を移動(2回まで)
日曜日:移動モード>街を移動(2回まで)>パジャマパーティー
親密度が上がると個別ルートへ。
こんな感じで進行していくみたいだよ。

・3DS「メダロット ガールズミッション」3/10発売。
どっちかというと大きなお友達向け(必殺技KOで脱衣とか)な感じはするが、女の子同士の友情的なシナリオが途中にあるかもしれない(サイトの画像だって女の子同士がギュッと手を繋いでいるではないか!)迷っているが買うなら無難にカブトVerだな。

ところで話は変わるけど「女の子が2人並んで絡んでいる表紙」で女の子の目線が正面を見ていたら「目線は正面にいるあなた(男)を見ている」ので百合ではない。「女の子の目線がお互いを見つめ合っている>百合!」という理屈の「百合漫画かどうかわからない本を表紙買いする」時に使う「百合漫画判別方法」が存在するのだ。

「ガールズミッション」のイラストの場合手は百合っぽくお互いの手を握っているが目線がお互い別の方向を見ているのでこのパターンで判別できないのだ。どうすればいいんだー!! メダロッターになるしかないのか?

追記:2/24に「メダロットガールズミッション」クワガタ版の体験版が配信されました。クワガタ版の主人公の方が百合っぽいな。

スマホゲーム(シナリオライター様大募集中?本当に出るのコレ?)

業界初!女性向けガールズラブSLG」秋発売予定。
気になったのでついでに紹介。「キャラ絵のアゴが尖ってるのが気になるんですが…」BL系やTS系の作家が百合でいい内容の話を書く場合があるので絵がBLっぽいだけで避けるのは止めておいたほうが良い場合もあるのだが… 多分ダメだなコレ。