以前USB人形付きで発売した本編が「ナギ編」になっていて、ルフランの追加シナリオは「ナルミ編」と「ジャスミン編」が新たに追加されています。本編のサブヒロインだった「鳴海 澄香(なるみ すみか)」と新キャラ「桐嶋 姫依(きりしま ひより)」が主役の「ナルミ編」が女の子同士の友情モノで素晴らしくGod!
[基本設定]
この世とあの世の間に存在する学園「コンサヴァトリ」、現世に強い思いを残して死んだ人はここに集められ、1週間後に1対1形式で開催される音楽コンクール「レコンコルソ」で勝利することで蘇るチャンスが与えられる。だが現世に戻れるのは対戦して勝利した方だけで、どちらか1人しか生き残ることはできない。
ナギ編では本編と対戦相手が違い、本編主人公のシュウと闘うことになってしまうナギ。だがナギの手にした相手を決めるクジ引きの紙は他とは違う赤い紙で、赤い紙のクジは特別にパートナーを付けることが許されるクジだった。
赤いクジを持った保健室で眠るパートナーの少女ヒヨリ。なんだか悪戯したくなる感じの少女を起こすために「眠り姫を起こすには目覚めのキスよね?」と思わずキスしそうになるが、寸前でヒヨリが目覚め未遂に。

「レコンコルソ」で勝利できなかった方の人間は消えてしまうので、生き返る為に病弱で役にたたないヒヨリを「お荷物」と考えて容赦なくパートナーを解消しようとしたり、ヒヨリが倒れた時は容赦なく切り捨てると言い切ったナルミだが、2人で生活し練習を繰り返すうちにヒヨリが「欠かせないパートナー」になっていく。女の子同士でお風呂に入ったり、下着とYシャツだけを着た姿でおでこを重ね合わせてイメージトレーニングをするイベントなどもあり必見。

後半の「レコンコルソ」の後のクライマックスに向かう展開は、シナリオも良かったが百合的にも見逃せないぜ~ッ! ナルミと別れる前にキスをするヒヨリ
ヒヨリ「お、お、女の子同士だけど、別にいいですよねっ。感謝のキスですから」
ヒヨリ「それにほら、保健室で、もう一回されちゃってるし、だから、わたしもナルミさんも二回目だし、ファーストキスじゃないし」
保健室のキスが未遂で終わったことを知らないヒヨリに別れの直前にナルミが
ナルミ「──奪われちゃった、ほじめて☆」
と言ってお別れに。記憶が消えても必ずあなたのことを思い出してあげるって感じで終了。
仮の姿のぬいぐるみで登場することが多い学園長だが、このシナリオではナルミを煽る台詞がやたら多くコンビ解消の時の「フラグが立ったのでおまえはここには戻ってこない」の台詞や「バカップル爆誕ね」「全てが終われば存分に爛(ただ)れることね」など2人を百合方面に後押しする台詞が… 「ナルミ編」が終わったら止めようかと思っていたが、学園長があまりにもキャラが立ちすぎなので、思わず学園長の出番が多い「ジャスミン編」も一気にやってクリアしてしまった。「ジャスミン編」の子供っぽい学園長も良かったです。
・発売前は特に魅力を感じなかったが、やってみるとどのシナリオも予想外に良かった。だが追加シナリオに比べるとフルボイス化しただけの本編のインパクトが弱い。贅沢な話だが本編のシナリオの方もボリュームUPして欲しかった気はする。
面倒なので音ゲーのパートは「自動演奏」で飛ばしたが、ちゃんと音ゲーの部分をやった場合は「ナルミ編」は曲が1曲しかないので、同じ曲で何回も音ゲーをやらないといけないのでちょっとゲームのテンポが悪く感じるかも。
一応百合エンド(キス>友情)だが、ナルミは基本設定が「自分が死ぬ時に手を握っていてくれた男の子が好きで、ファーストキスもその子にあげるつもりだった」という設定なので、その設定が最後までひっかかってどーしてもダメ!って人もいるかもしれない。あくまで百合シナリオ・百合設定はこの章だけの特別設定で、メインシナリオでは主人公にちょっと好意を持っていたりするし。だが良作とまではいかないが佳作のシナリオで、USB人形のオマケ程度にしか思っていなかったこの作品も好きになれたし、俺は買って良かったと思った。
[Game]
PC「ディアピアニッシモ ルフラン」感想 / 2007-07-08 (日)
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