このゲームの開発元はサクセスで、エンディングにもほんまPの名前がちゃんと出てました。とりあえず蜜柑と蛍とスミレでクリア。結論から言おう!『百合ゲーマーなら買い』である!! この手のゲームは買ってみると「女の子同士が抱き合っているパッケージに釣られて買ったが、普通の恋愛ADVでした!」とか「途中までいい雰囲気だったのに男の影が…」とか「主人公はゲームオリジナルの教育実習生(男)」みたいな地雷のようなゲームが多いがコレは違う! 久々に出た「当たり」のゲームである! エンディング付近の百合展開はかなりグッとくるものがある。
・[蜜柑シナリオ]


天然系の元気少女蜜柑。考えるよりまず行動!って感じです。当たり前のように女の子が女の子にバレンタインのチョコを送ったりするステキワールド! ゲーム版の蜜柑ちゃんはスキンシップがやたらと過剰です。GBA版では蜜柑は蛍とべったりで主人公とはちょっと距離があった感じだが、PS2版の蜜柑は主人公女子と蛍が同じぐらいの存在かな?
イベントは相性度でキャラの台詞が結構変わり、蜜柑の場合はスミレとテニスで勝負するイベントの時に相性度が低いと勧誘の後に「あんたが頼りや!がんばって!」程度の台詞なのだが、相性度が高いと「○○ちゃんっ、らぶー♥」と言いながら背中から抱きついてきて「そのそのキュートな背中見てたら、抱きつきたくなってん」と言った後テニスに参加することを承諾したらちゅーしようとするという変わりっぷり。
未来に戻らなければならなくなった主人公女子をデートに誘い「○○ちゃんが未来に帰る前に思い出をいっぱい作りたいんや。今日は○○ちゃんをウチに独占させてほしい」とか言ったりする蜜柑シナリオは非常に良かったデス。
・[蛍シナリオ]
発明好きで大人びていて無口で何を考えているのか解らない所がある少女で蜜柑の親友。
徐々に主人公と打ち解けていく所や、精神的に大人で細かい心使いがある部分がちゃんとシナリオに反映されていて良い。
蛍「別にあなたを蜜柑の代用品って考えてるわけじゃないから」
主人公女子「え?」
蛍「あなたはあなたとして、蜜柑とは別に大切な友達よ」
主人公女子「う、うん、ありがと」
蛍「そ、そう……よかったわ」
あ、蛍ちゃんちょっと照れてるみたい
あたしも照れちゃうなぁ。
主人公女子「あはは、じゃあ行こうか」
蛍「ええ」
そして、あたしたちは手をつないで歩き始めた。
蜜柑のような過剰なスキンシップはないが、こういった細かいイベントの会話がグッとくるぜ!! 後半で主人公が未来に戻る予兆が現れた後は、遠まわしな表現を止めて自分の気持ちを率直にぶつけてくるようになったりするのもたまんねーデス!

エンディングのこの会話の後に「さあ寝ましょう」って女の子同士が一緒の布団でッ!!とか、そもそもどうゆう経過で2人でベットにいるんだ? パジャマパーティー?とか色々なことが気になるエンディングだった。妄想の余地がありまくりで良い。
・[スミレシナリオ]
同級生の男子が好きで、蜜柑を敵視していて主人公にもあまりいい感情を持っていない女の子。

ツンデレだ… 中盤のイベントを境に態度が変わり、主人公と親友になる。「す、好きな子にだったら、女の子同士でも、べつにいいのよね?」いいに決まっている!!

「ねえ? あなたは好きな人いるの? ○○君と○○君のどっちが好き?」と聞かれた主人公女子は「スミレが一番好き」と答える。
思わぬ答えに素直に「同性ではあなたが一番好き」と答えるスミレ。相棒にツッコミを入れられて耳まで赤くなりながら慌てるのが良い。主人公女子がただのクラスメイトからスミレの無二の親友になっていくシナリオでした。
・[感想]
あーもう細かい欠点はどーでもいいや。この3人のシナリオだけで超満足。百合関係のことしか書いてないが、このゲームは本来は女の子向けのゲームで先生とか同級生の男の子も攻略できます。ミニゲームも星階級が上がれば難易度がUPしたり、ステージが変化したりします。ゲームの期間が半年で学校行事が少ないが、1年あるとゲームの展開が今よりダレるし半年で正解だったかも。GBA版のEDが親友ENDで微妙に百合だったという理由だけでPS2版を買ったらPS2版が大当たりだったので嬉しい誤算でした。
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