創刊の予告を見て「コリャいらねぇや…」と思っていたのだがeスポーツの漫画と百合カードゲーム漫画が載っているという噂を聞いたのでチェックするために買ってきました。
94ページの大半を見開きや大ゴマで潰してとにかくページ数を稼ごうとしているヒロユキの漫画と、よその雑誌だったら読みきりでも掲載されていないようなレベルの漫画が沢山載っていてここ数年買った雑誌の中でも最低に近いランクのコミック誌だ。ヒロユキ以外の作家も大ゴマを多用したりするし、性格が異常に悪い「俺様系」の主人公や必死すぎてやたらと気持ち悪い表情に変化する主人公が大半を占めていて感情移入できない。ヒロユキ臭が薄い部外者の新人のとりねこの「ヒヨコと道化と不思議の町と」は独自の雰囲気が出ていて悪くなかったね。
□「GoodGame」(友吉)第1話 最高の逸材
eスポーツを題材にしたゲーム漫画。アマチュアの大会で何の練習もせずに連勝を重ねる主人公「高橋大吾」の前に現れた少女「エレナ」。大会の決勝でエレナに敗北した大吾は試合前の「勝った方が負けた方の奴隷になる」という約束のせいでエレナの奴隷になってしまう。試合後にエレナ連れられてeスポーツ大会の日本予選の会場に来た大吾はエレナがeスポーツの日本チャンピオンだったことを知り、徐々にeスポーツの世界に足を踏み入れていく。
「eスポーツ」が題材な時点である程度予測していたがゲーム中のプレイヤーがカタカタPCのキーボードを打っているシーンなどもあり、どうしても地味な印象を持たれてしまう。必殺技とかを使わない正統派タイプのゲーム漫画なのでそのへんはもうしょうがないけど。
ゲームやeスポーツの説明は必要最小限で別枠で用語解説をしたりせずに主人公達のモノローグや説明セリフの独り言などで説明していることが多い。漫画中のゲームは全て架空のゲームで「ウォークラフト」をモチーフにした「ファンタジークラフト」で主人公が初プレイで最高難易度のナイトメアをクリアして隠れた才能を発揮するシーンなどもある。
第1話の時点ではゲーム関係の用語や描写もある程度納得できるものになっているしこの雑誌で1~2を争うぐらいの出来のよい漫画になっている。この漫画の場合問題なのは2話以降だよな… 第1話の場合はゲーム中の描写をかなり省略して「なんというゲームセンスだ…」で主人公が勝ってもおかしくはないが、ライバルが出てきた時に「なんというゲームセンスだ…」で勝たれても読者が納得できないので「最低限のゲームのルール」や「戦略や心理的なかけひき」などを描写していかないといけなくなる。「俺様パワー」で才能だけで勝っていく展開にならないようにしてくれれば次も読みたいね。
最後のページの「eスポーツ情報局」のコーナーのマスコット「eスポくん」がやる気なさそうな感じのデザインで気に入った。スポポポポーン!
□「プリンセスサマナー」(九品そういん)第1話 「ファーストドロー」
ドキドキいちゃいちゃカードゲームバトル!
転校生の「姫札舞結(ひめふだまゆ)」が父親の形見のデッキで闘う百合要素アリのカードゲーム漫画。学校で1人でプリンセスサマナーをやっているツンデレ少女(*名前が載ってないです)を見つけた舞結。友達がいないツンデレに「友達になってくれませんか?」と舞結が声をかけるが、本当は友達が欲しいのに気持ちとは裏腹に高飛車な態度を取ってしまい「負けたら二度とつきまとわない」ことを条件にしてカードバトルの勝敗で友達になるかどうかを決めるとツンデレが言い出して2人が闘うことに。友達が欲しいのでわざと負けようとするツンデレだが、舞結は完全な初心者なので勝とうとしてやることがすべて裏目に出てしまい…
勝とうとしてミスばかりする主人公とわざと負けようとする敵という変な状況のせいで、ある程度のかけひきがあるバトルになっている。
テンパった状態で負けた舞結を呼び止めて告白してしまうツンデレ。
2人が友達になって1話は終了。第2話ではイチャイチャ度をもっと上げて欲しいです。
・コミックギア公式サイト
・日本初!? 本格eスポーツマンガ「GoodGame」の作者、友吉先生にお話を伺ってみました。


